「小さいふ。WOMAN’S EMPOWERMENT」
売り上げの10%はノーベル平和賞受賞のムクウェゲ医師の医療活動と社会啓発活動に寄付されます。
WOMAN’S
EMPOWERMENT
AFRICA DAY
Celebrate Africa Day
5月25日「アフリカの日を祝おう」特集ページはこちら
「小さいふ。WOMAN’S EMPOWERMENT」アフリカの日 記念第4弾!!
5/25日アフリカの日を記念して、色鮮やかなカンガを頭に巻いたアフリカ人女性がデザインされた「小さいふ。WOMAN’S EMPOWERMENT」を発売します。
この小さいふのテーマはアートと女性の力です。
10%がノーベル平和賞受賞者ムクウェゲ医師の医療活動と社会啓発活動に寄付されます
小さいふの売り上げの10%は、特定非営利活動法人RITA-Congoを通じてムクウェゲ医師の医療活動と社会啓発活動に寄付され、紛争の被害にあった女性の治療や支援のために使われます。
「小さいふ。WOMAN’S EMPOWERMENT」の女性のピアスはアフリカ大陸の形でコンゴ民主共和国の国旗の配色になっていて、星はコンゴ民主共和国の場所をしるしています。
女性の横に書いてあるメッセージはアフリカのことわざで小さな蚊でも人に変化を与えるのだから、ひとりの人間が小さな存在なわけがないという意味です。
「If you think you're too small to make a difference, try sleeping with a mosquito in a closed room.」
もし自分は変化をもたらすには小さすぎる人間だと思ったら、締め切った部屋で一匹の蚊と寝てみなさい。
ミニマルな暮らしにフィット
※ここから下は商品説明用の共通のイメージとなります。お届けする商品の色と異なりますのでご理解くださいませ。
お札とカード、名刺とコインがたくさん入るコンパクトなお財布は、ジャケットのポケットやカバンの中でも邪魔にならないので、これからのミニマルな持たない暮らしにもフィットします。
手のひらサイズながらお札は約10〜20枚・コインは約20〜30枚・カード:約6〜9枚。必要なものは全て入ります。
SPEC
サイズ:横10cm×縦8cm
厚み:2cm
重さ:50g
色鮮やかなカンガ
女性が頭に巻いているカンガ(アフリカの民族衣装の布)は一枚布で赤ちゃんのおくるみや体に巻くなど様々な使い方がされます。
ことわざや人生の教訓、愛のメッセージなどが表現されることから「しゃべる布」といわれ、私たちが良く知る著名人ではアフリカ女性として初のノーベル賞受賞者ワンガリマータイ、エリカ・バドゥ、アリシア・キーズ、ローリン・ヒル、MISIAなどアフリカ文化をアイデンティティとするアーティストがファッションとしてカンガを身につけています。
ピグミーの伝統アート
カンガのデザインにはコンゴの森で生活する少数民族ピグミーの伝統アートが取り入れられています。
「森の民」と呼ばれるコンゴの森に住む狩猟民族であるピグミーは独自の精神世界を持ち、口承と模様を樹皮に描くことによって文化的なアイデンティティを次の世代へと伝えてきました。
連続する線や図形、自然や動物などのモチーフで描かれる紋様は、ピグミーが重んじる部族の結びつきと連帯、自然との調和と感謝、森の豊かさの源とされる森の精霊への信仰、宇宙の起源や神聖なものへの信仰などが物語として表現されています。

PROFILE
IKI YONA 壹岐 よな
高校の造形科でシルクスクリーン版画の作品製作をはじめ、大学の美術科ではレザーとテキスタイルを学ぶ。クアトロガッツの製作販売スタッフ/デザイナー。
受賞歴
2016年 8月
第68回 大阪府高等学校美術・工芸展
「カバ」 奨励賞
2017年 1月
第37回 大阪府高等学校芸術文化祭
「永遠の家族」 優秀賞
2017年 8月
第69回 大阪府高等学校美術・工芸展
「本当の感情」奨励賞
2020年 11月
第10回革のデザインコンテスト2020in東京レザーフェア(革コン)プロダクト部門
「世界一蹴りずらいサッカーボール」 最優秀賞
「小さいふ。WOMAN’S EMPOWERMENT」のデザインについて
「こんにちはよなです!私は学生の頃からゼンタングルという模様を描く技法で作品作りに取り組んできました。今は自分のオリジナル模様を活かしながら、革にカービングする作品作りに取り組んでいます。
アフリカの魅力に出会ったのは学生の頃に通っていた生地屋さんでアフリカの布の柄や配色に惹かれたことがきっかけでした。そこからアフリカの自然や民族性を感じるところが好きになり作品にも取り入れるようになりました。
「WOMAN’S EMPOWERMENT」は私が高校生の頃にアフリカ女性の写真をモチーフに描いた作品を元に、今回新たに想いを込めて小さいふ用に描いたデザインです。
女性のターバンの模様は、アフリカの民族ピグミーの伝統アートと私オリジナルの模様が混ざった柄になっています。」
アフリカの日のデザインに関わるきっかけ
「クアトロガッツが毎年行っているアフリカの日の企画があることを知り「女を修理する男」というムクウェゲさんの映画を観ました。
その映像が衝撃的で今現在でも、多くの女性が犠牲になっていると思った時に見て見ぬふりはできませんでした。そして、私はデザインを通して多くの人に知ってほしい思いから今回のデザインに携わせていただくことになりました。
コンゴ民主共和国の鉱物をめぐる紛争で、体や心に傷を負った女性や子供がたくさんいる現状が今なお続いています。私たちができる事はその現状を知って、私たちに何が出来るかを考える事。
紛争の原因となっているレアメタルをはじめとする鉱物は私たちが使っているパソコンやスマートフォンを作るために不可欠です。世の中がすごく便利になってきている一方で、そのせいで犠牲になっている人がいる事を忘れてはいけないと思いました。
このデザインを通してムクウェゲさんへ寄付に貢献できることを嬉しく思います。」
SDGs5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGsの17の目標の一つにジェンダー イコーリティー(男女格差)における不平等の是正があります。女性と女児は世界のいたる所で依然として差別と暴力の対象となっている現実があります。
世界の52カ国では憲法での男女の平等が保障されず、女性の議会に占める割合は29%(日本では15%)。女性は全人類の半分を占め、全ての人類は女性から生まれているに関わらず差別や偏見があります。
この世の中を良くするには女性を尊敬し、母親を尊敬し、女性の視点が生かされることがとても大事になってきます。これらの問題を変えるのは新しい世代の男性の意識の変革にかかっています。
平和以外なんでもある国
コンゴ国内では25年もの間、輸出資源となっている鉱物を資金源として国内外の武装勢力や軍隊による紛争が続いています。
紛争鉱物と呼ばれる鉱物はグローバル経済と相互関係にあるため日本の私たちとも無縁ではないのです。実はその鉱物は私たちにも身近な携帯電話やパソコンなど、多様な製品の中にも使われています。
紛争鉱物は武装勢力の資金源となり市民の略奪や虐殺、性暴力などの深刻な人権侵害を生み出し、大きな問題となっています。そのため、紛争の資金源となった鉱物を使用しないための取り組みが世界中に広まっています。
興味のある方は2018年にノーベル平和賞を受賞されたムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画『ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』や『女を修理する男』をご覧ください。
©下村靖樹
MOVIE
ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
~あらすじ~
アフリカ大陸、コンゴ民主共和国・東部ブカブ。
この地は「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれている。
20年以上の間、ここでは40万人以上の女性たちがレイプの被害を受け続けている。 その女性たちの多くを無償で治療してきたのが婦人科医、デニ・ムクウェゲである。
彼のパンジ病院には、肉体的、精神的な傷を負った女性たちが運び込まれてくる。年間で2500〜3000人。なぜ、このような犯罪が後を絶たないのか…。
配給:アーク・フィルムズ
語り:常盤貴子 監督:立山芽以子
2021年/日本/カラー/ビスタ/ステレオ/75分 製作著作:TBSテレビ 配給:アーク・フィルムズ
BOOKS
「すべては救済のためにーデニ・ムクウェゲ自伝」単行本
2018年ノーベル平和賞受賞。世界を動かした医師の告発!性的テロ撲滅のために命をかけて闘う医師の衝撃のノンフィクション!
あすなろ書房 アマゾン

売り上げの10%がムクウェゲ医師の活動のサポートになります。
「小さいふ。WOMAN’S EMPOWERMENT」の売上の10%は、特定非営利活動法人RITA-Congoを通じてムクウェゲ医師の医療活動と社会啓発活動に寄付され、被害にあった女性の治療や支援のために使われます。
RITA-Congoは映画「女を修理する男」の日本語字幕を監修して上映活動をしたり、ムクウェゲ医師の要望により中古の救急車をパンジ病院に寄贈するなど様々な支援をしています。今回の寄付も無償でサポートしていただきます。
クアトロガッツにはアフリカの芸術や音楽が好きなスタッフが多くいます。昨年、ムクウェゲ医師について紹介された記事に出会いコンゴの現状を知りました。ムクウェゲ医師はこう言っています。
見て見ぬふりをすることはしないでください。
行動するというのは、無関心でいるのを拒否することなのです。
無関心に対する闘いこそが求められています。
(デニ・ムクウェゲ)
このコラボを通じてアフリカのアートの魅力を楽しむとともに、コンゴの問題について少しでも関心を持つきっかけなれば幸いです。
RITA-Congo リタコンゴ
RITA-Congoは、コンゴ民主共和国における紛争下の性暴力と、紛争鉱物およびグローバル経済との関係性に関する認識を広め、問題解決策を考える団体です。
たくさんの方がコンゴの魅力と問題の両方を知り
お財布を手にしてコンゴへの思いをはせてくださることを切に願います。
(RITA-Congo 華井和代)
【共同代表】
米川正子
国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR) コンゴ東部のゴマ元所長。主著は 『世界最悪の紛争「コンゴ」—平和以外に何でもある国』(創成社、2010 年)。
華井和代(東京大学特任講師)
元高校教師。主著は『資源問題の正義―コンゴの紛争資源問題と消費者の責任』(東信堂、2016年)。
連絡先:office@rita-congo.org
©下村靖樹
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