小さい財布 小さいふ クアトロガッツ

栃木レザーは日本最高峰の植物タンニン鞣しのタンナーで経年変化を味わえるヌメ革を作っています

Genuie
使ってみてわかる本物の革
「本物の革は使ってみてわかる」と革屋さんのハシモト会長は言います。革本来の紋様であるトラやキズのような風合いが残っているのがフルベジタブルタンニンなめしの革です。

同じ天然皮革でも革の表面を顔料で塗って一見綺麗に仕上げているものも多くありますが、こうした仕上げの革とは違って使うほどにエイジングが味わえるのがナチュラルなタンニンなめしのヌメ革です。

本物の革とは革本来の紋様であるトラやキズがある革。それが革本来の姿であり「革の良さ」なのです。

経年変化とエイジングが味わえる栃木レザーの革
栃木レザー Basic


Natural stamp
本物の革の証
ナチュラルな天然皮革ならではのワイルドな風合いと革の個性を楽しめるのがタンニンなめしのヌメ革です。革に刻まれた天然の証として代表的なものをご紹介します。

栃木レザーの革で仕上げたミニ財布 小さいふは使い込むことで艶が増すエイジングを味わうことができます
AGEING

経年変化。使い込むことで艶が増すエイジングを味わうことができる、使う人の個性が現れる革に仕上がっています。


栃木レザーの革には個性的なバラキズと呼ばれる牛の革本来の傷があります
SCRATCH

バラキズ。バラ傷と呼ばれる牛の革本来の傷が所々にあります。同じものは二つとない天然の革の表情をお楽しみください。


栃木レザーの革にはトラと呼ばれるワイルドな帯状の模様があります
WRINKL

トラ。革のショルダー部分にだけ現れるワイルドな帯状の模様は、虎のシマ模様の似ていることからトラと呼ばれています。


栃木レザーの革にはイナズマと呼ばれる血筋の模様があります
BLOODLINE

イナズマ。革の表面にうっすらと葉脈のように血管の跡が残っています。この血筋は天然皮革にしかない本物の革の証です。その見た目からイナズマと呼ばれています。


栃木レザーの革にはイナズマと呼ばれる血筋の模様があります
PROOF OF NATURE

イナズマは革の床面(裏面)にも残っており、アイテムの箇所によって見えることがあります。深いものは亀裂のように見えますが、ここから革が裂ける等の使用上の問題はございませんのでご了承ください。


ブライドルレザーはブルームと呼ばれる蝋を何重にも塗りこむ事で、繊維を引き締め耐久性があるレザーです。
国産姫路ブライドルレザー


How To Care
お手入れと注意点
タンニンなめしのヌメ革はデリケートなためエイジングする反面、水に弱い特性があります。水濡れによる水ぶくれや染みにお気をつけください。

また油分を補給してお手入れすることで革の繊維のしなやかさを保ち長持ちします。クアトロガッツでは蜜蝋のレザーケアオイル「ラナパー」を販売しております。



栃木レザーのお手入れ方法 レザークリームなどで油分を補給してください。
GETWET

濡れた場合は丸めた新聞紙を詰めて陰干しし、乾いたらレザークリームなどで油分を補給してください。防水スプレーを使う場合は変色やシミにならないか目立たない箇所でお試しください。


革ののお手入れ方法 水濡れによる水ぶくれや染みも自分だけの味に。
TASTE

シミは固く絞った布で叩くように吸い取ってください。使っていくと馴染んで目立たなくなることもありますが、傷や汚れも自分だけの味だと思いましょう。


革のお手入れ方法 レザーオイルで油分の補給と保護ができます。
OILCARE

スエードやヌバックのような光沢のない革でない限り、革のお手入れクリームを使っていただけます。ヌメ革もご使用できます。月に一回程度、薄く塗ることで油分の補給と保護ができます。



Durable Leather
強靭なヌメ革ができるまで
革をなめす工程で「タイコ」と呼ばれる大きな木製のドラムの中に入れて回転させることで、革の繊維がほぐれて短時間でなめすことができます。

しかし、強靭さを必要とする馬具のハーネス(手綱)に使われるようなタンニンなめしの革の場合は、革をミモザの樹皮から採れたタンニン液で満たされた大きなビットの中に浸して、極力引き延ばさないように通常の数倍の日数をかけてゆっくりとなめされるため、繊維の詰まった頑丈なヌメ革になります。

ビットなめしができるタンナーは世界でも数少なくなっています。

強靭な Wickett&Craig ウィケット&クレイグはビット鞣しタンニンなめし専門のタンナーです



Natural Byproducts
革は自然の副産物
革というものは100%私たちが食べることによって生じる自然な副産物によるリサイクルです。革がなければ米国では毎年約90万トンの牛皮が埋め立て地に送られ破棄されることになります。

革は皮をなめすことで頑強で長持ちする素材へと生まれ変わる自然で環境に優しい天然素材です。

革を大きく分けると「天然皮革」と「合成皮革」に分かれ、天然皮革の中でも植物成分でなめされたナチュラルな「タンニンなめし」と、化学薬品による「クロムなめし」の2種類に分かれます。

タンニンなめしのヌメ革はミモザのタンニンでなめされた環境に配慮された革です

Vegetable Tanned
経年変化する革は20%
「天然皮革」の中でも、世の中の80%の革は「クロムなめし」の革で、低コストで大量生産ができるという利点はありますがエイジングすることはありません。

使うほどに色艶の経年変化とエイジングを味わえるのは、昔ながらの製法にこだわり手間とコストをかけてつくられる植物性の「タンニンなめし」のヌメ革だけで、全体のわずか20%となっています。

「タンニンなめし」は紀元前600年から続く世界最古のなめし製法です。栃木レザーやWickett & Craigのようなタンニンなめし専門のタンナーは世界でも貴重な存在です。

栃木レザー OilNume


Environmental friendry
環境にやさしい素材とは?
ナチュラルな植物タンニンなめしの革は合成皮革よりもはるかに長持ちし、50年以内にほぼ完全に自然界へ生分解されます。クロムなめしの革はその利便性の反面、燃焼すると毒性となり、厳密には生分解されず、環境汚染の可能性があるとされています。

合成皮革は石油原料のポリウレタン、ポリエステル、ナイロン等を素材としており、耐久性は低く、自然界へ分解するには500年以上かかることがあります。』(Wickett&Craig公式サイトより)

自然に配慮した良い素材を長く大切に使っていくことが、私たちの暮らしを持続可能なものにしていく方法です。

Wickett&Craig ウィケット&クレイグの植物タンニンなめしの革は自然環境に配慮した自然に優しい革です
Wickett&Craig公式サイトより