小さい財布 小さいふ クアトロガッツ

ホーム パラリンアート アーティストKOTO×小さいふ。「COLORFULL 恐竜」



KOTO


KOTO×小さいふ
恐竜好きのそこのあなた!そうあなたです!
あなたの好きな推し恐竜いましたか?
プテラノドン?アンキロサウルス?モササウルス??…いましたか? お気に入りの恐竜を見つけたり、名前当てクイズをしても楽しそうです♪

カラフルな色の恐竜たちがこっちを見てるアーティストKOTOさんの作品「COLORFULL 恐竜」

いろとりどりの色彩、個性豊かな恐竜たちを見ていると、こちらまで笑顔になります。カラフルな恐竜たちが、こちらを見つめているのもデザインのポイント。
子供から大人まで楽しめるPOPで楽しい恐竜柄の登場です。






パラリンアート世界大会 準グランプリ受賞
KOTOさんはクアトロガッツで開催した「小さいふデザインコンテスト」の中で最優秀作品を受賞されました。それをきっかけに今回のコラボに繋がりました。

KOTOさんはパラリンアート世界大会2018で準グランプリを受賞され、パラリンアートとの出会いからアート活動を始められた経歴の持ち主。私たちもKOTOさんを通じてパラリンアートのことを知りました。

パラリンアートはパラリンピックのように、パラリンアートのアーティスト達がアートで活躍し注目される そんな存在になれることを目指している団体です。今回パラリンピック開催に合わせて8/24日に発売させていただきます。



描いていて楽しいものはいいものになる
アーティストKOTOさんインタビュー
今回は発売を記念してパラリンアートのアーティストKOTOさんと、パラリンアート運営事務局の神成麻衣さんにお話を聞かせていただきました。

渋谷スクランブルスクエア内東急百貨店テナント壁画(C)Paralym Art



PROFILE

KOTO
石川県出身。パラリンアートをきかっけにアーティスト活動をはじめる。モットーは「楽しんで描く」

パラリンアート世界大会2018準グランプリ
パラリンアートカップ2018審査員特別賞・Tポイント賞
株式会社アイアイインターナショナル寄贈 炎鵬関化粧まわしデザイン『鵬炎雲図』
渋谷スクランブルスクエア内東急百貨店テナント地下2階壁画・照明デザイン
など


Q1.
KOTOさんがアーティスト活動をはじめたきっかけ何でしたか?


KOTOパラリンアートで絵を描いているKOTOといいます。学業や試験などで絵を描くことがありましたがアートとして描き始めたのはインターネットでパラリンアートのコンテスト募集を目にしたのがきっかけです。

表彰式が開催されるホテルのご飯が食べてみたいと思い参加しましたが、本当に賞をいただけるとは思わなかったので驚きました。
パラリンアート世界大会2018「にぎやかな祭り」準グランプリ(C)Paralym Art


Q2.
炎鵬関化粧まわし、渋谷スクランブルスクエア地下2階の大きな壁画作品などパラリンアートに関係したお仕事もされています。そういったお仕事をしてみてどうでしたか?


KOTO現在はパラリンアートさんでお仕事をいただいています。

貴重な機会をいただけてとても感謝しています。自分の描いたものが多くの人に見てもらえるのがとてもうれしいです。


(C)Paralym Art


Q3.
クアトロガッツの小さいふデザインコンテストで入賞をきっかけに今回のコラボが実現しましたが、コンテストなどに応募されることは多いですか?


KOTOコンテストにはいろいろなものに挑戦することが多いです。今回はカラフルな恐竜を描いていて、カラフルなお財布が欲しかったので、商品化したらいいなと思ったのが応募のきっかけです。
恐竜が好きな人、カラフルなものが好きな人に使ってもらえたらうれしいです。



Q4.
KOTOさんの作品はカラフルな色使いと動物のモチーフが特徴的ですが、色合いやモチーフはどういう風に決めていますか?


KOTO今回の恐竜柄はいろいろな種類の恐竜がみんなこっちを向いているところがデザインのポイントです。

色は自分が気に入った組み合わせを、モチーフは形が面白いなやかわいいなと思ったものを選んだりしています。絵はデジタルだとパソコン、アナログならアクリル絵の具や水彩ペンで描いています



Q5.
絵を描いていてよかったこと、また大変なことはどんなことですか。?


KOTO絵を描いていてよかったことはお仕事がもらえたことです。お仕事を初めていただけた時は本当に嬉しかったです。

思ったように描けない時は大変です。勉強しないといけないなと思います。

渋谷スクランブルスクエア内東急百貨店テナント照明(C)Paralym Art



Q6.
尊敬するアーティスト、座右の銘があれば教えてください。


KOTO尊敬するアーティストはパブロ・ピカソ、草間彌生さん、ジミー大西さんになります。アボリジナルアートなどに影響を受けています。

座右の銘は「描いていて楽しいものはいいものになる」です。これからも楽しく絵を描いていきたいです。



(C)Paralym Art



アートで挑戦する喜び
パラリンアート神成麻衣さんインタビュー KOTOさんよりご紹介いただいたパラリンアート神成麻衣さんにパラリンアートの活動についてお話を伺わせていただきました。




神成麻衣
一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアート運営事務局「障がい者がアートで夢を叶える世界をつくる」ために主にアーティスト担当としてアーティストが活躍できる場の創出、作品が多くの人に見て・知ってもらえる企画を行っている。


Q1.
パラリンアートは「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」というテーマを掲げていますが普段はどういった活動をされているのでしょうか?


神成麻衣パラリンアートアーティストの登録作品を多くの方々に知っていただくため企業様に様々な形で提案し、ご活用いただいております。 その他にも定期的に全国規模のコンテストの開催したりとアーティストの社会参加に繋がる活動を行っております。
palarymart パラリンアート

(C)Paralym Art


Q2.
パラリンアートが始まったきっかけをお聞かせいただけますか?


神成麻衣簡単に説明させていただきますと、パラリンアートの創業者でもある松永が、以前、訪問医療マッサージの会社を経営しておりました。その際に施設等を訪問することが多く、施設利用者の多くが絵を描いていることを知りました。

施設としてはその絵を飾ったりと活用しているものの、絵は増え続ける・飾れるスペースも少ない・破棄することもできないという悩みがあったそうで、訪問する施設長さんから絵を使って何かできないかと、よく相談されていたそうです。

そこで、絵を活用しながら障がい者の方々の収益に繋がる事業としてひらめいたのが…「パラリンアート」になります。

(C)Paralym Art


Q3.
活動を通してやりがいを感じたこと、嬉しかったことや大変だったことはありますか?


神成麻衣2016年に実施しました商業施設の空間内に直にアート制作をする“空間アート”を完成させた時は、やりがいと達成感と喜びでいっぱいでした!

この計画自体は、初めての試みということもあり約1年位かかりました。クライアントさんやデザイナーさんと何度も何度も打ち合わせを行いイメージを固め、採用されたアーティストさんともデザインのラフから何度もやり取りして、実際、直に描きに初めて現場に行った時は描く面があまりにも大きくて圧倒されました。


(C)Paralym Art


でも、アーティストさん達がとっても頼もしくて!
あんな大きな面に描くだなんて、新しくできる商業施設に絵を描くだなんて皆さん初めてだというのに、毎日毎日スラスラと制作していく姿を見て、挑戦することの大切さを私自身教えてもらいました。完成した時は「またやろうね!」ってアーティストさんとハイタッチして別れたのですが本当に嬉しかったです!

普段の活動の中でも採用のお知らせだったりした時に、喜んでいる声を聞くと「良かったね!やったね!」って一緒に嬉しくなりますね。大変だと感じたことは、考えてみた所ないですね!

(C)Paralym Art


Q4.
アートで自由に表現できる場所や活躍する場所があることで、アーティストの方をサポートしているご家族や周りの方に与える影響などはありますか?


神成麻衣最近ではありがたいことに、本当にたくさんのクライアントさんがパラリンアートを応援くださっておりまして作品採用の数も増えております。

作品が採用されると成果物をアーティストさんへお送りしているのですが、作品が“モノ”になることでアーティストさんやご家族が、親戚やお知り合いの方々に見せたり、SNSにアップしたりすることで交流の場が増えているように感じています。

(C)Paralym Art


Q5.
今後のパラリンアートはどういった方向を目指していますか?


神成麻衣パラリンピックのように、パラリンアートのアーティスト達がアートで活躍し注目される そんな存在になれるような団体をパラリンアートは目指しております。

(C)Paralym Art



コラボいただいたKOTOさん、インタビューにご協力いただきました神成さんありがとうございました。

今年2021年の8月は東京でパラリンピックが開催されます。スポーツと同じくアートという自由な表現とコミュニケーションを通じて言語や文化や時代を超えて共感することができ、人と人をつなぎ、自分以外の他者のストーリーを身近に感じることできます。

コロナ渦で目まぐるしい日々が続いていますが、お二人のお話を聞いて大切なのはより豊かな世界を目指して力を合わせていくことなのだと感じました。パラリンピック開催と同じ2021年8月24日(火)発売です。お楽しみに!



インタビュー/編集/クアトロガッツ