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七宝



小さい財布の小さいふ。
小さいバッグや着物でのお出かけ
旅行の時など
荷物を減らしたい時に
便利なミニ財布「小さいふ。」

七宝
七宝文様
七宝(しっぽう・しちほう)という伝統文様があります。
七宝とは仏教で「七つの宝」とされる「金、銀、玻璃(はり)、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこ」のこと。
中央はまるで光を表すキラキラマーク、四隅は花のようで、独特の静かな優美さがとても魅力的な文様です。
生命という宝
仏教の経典である法華経の中では、七宝で飾られた地球の三分の一もの大きさの荘厳な宝の塔が出てきます。
これは釈迦が説法の中で、人間が本来持っている生命という宝の価値とその無限の可能性を教えるために行った比喩とされています。
五つの輪なのに七宝とは
しかし、ひとつの輪を中心に四つの輪が重なり、合計「五」つの輪が重なるようなデザインの七宝文様ですが、なぜ「七」宝と呼ばれているのでしょう。
輪違い文様・四方文様
実はこの七宝文様、もともとは輪をずらして重ねた文様が、四方に延々と続いていくさまから「輪違い(わちがい)文様」や「四方(しほう)文様」「十方(じっぽう)文様」などと呼ばれていたんだそうです。
そこから転じて「しっぽう・しちほう」になったんだとか。
七宝
輪と和、円と縁が重なって
七宝の柄は輪と円が終わりなく無限に続いていくことから「繁栄」「人の縁」の「円満」と「調和」などの願いが込められた縁起の良い吉祥文様とされてきました。

江戸時代の浮世絵に描かれた歌舞伎役者市川団十郎の着物にも七宝の柄が見られ、そのシンプルでモダンなデザインは現在ではホテルのインテリアなどにも用いられています。
国内最高峰栃木レザーをベースに
そんな想いの込められた吉兆文様である七宝文様を、国内最高峰と言われる栃木レザー社のヌメ革をベースにつくりました、使い込むほど手に馴染み、素晴らしいエイジングを楽しむことができます。

細かな紋は傷や汚れも目立ちづらく、落ち着いたデザインはシーンを選ばずお使いいただけます。
もし、この小さいふがあなたの「縁」と重なることができたら幸いです。
七宝

2020年10月10日 20:00発売