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栃木レザー vs 姫路レザー

小さいふ。
Leather exhibition


栃木レザー

栃木レザー

姫路レザー

姫路レザー



日本の革
「日本の革」と言えば「栃木レザー」と「姫路レザー」の名前が有名です。
しかしながら、この2つの革の違いを説明できる方は多くないかもしれません。

どちらも高品質な革をつくっているのですが、今回はそれぞれの革で「小さいふ。コンチャ」をつくって同時に発売するというなんともマニアックな企画「栃木レザー vs 姫路レザー 小さいふ。Leather exhibition」を開催します!!



栃木レザーvs姫路レザー

日本一のヌメ革と称される栃木レザーと、豊臣秀吉の甲冑にも使われた1000年以上の歴史を持つ堅牢な播州姫路レザー。
あなたやあなたの大切な人に合った革はどちらでしょう、ぜひお楽しみください。

栃木レザーと姫路レザーの違い
最も大きな違いは「栃木レザー」はひとつのタンナー(革を鞣す工場)で、「姫路レザー」は姫路地域で多くのタンナーによってつくられる革の総称であるということです。

栃木レザー

栃木レザーとは
栃木レザーとは、栃木県にあるタンナー「栃木レザー社」のつくる革のことを指します。

日本最高峰の品質と言われ、クアトロガッツの小さいふ定番カラーでも多く使っている栃木レザー社の革。
化学薬品を使わずに植物のミモザの樹液に革をつけこんで革を鞣すフルベジタブルタンニン鞣しを専門とするタンナーです。



日本最大級の大きさを誇る「ピット槽」と呼ばれる専用の水槽で植物タンニン(渋)の中に皮をじっくりと漬け込み、通常の革づくりの何倍もの手間と時間をかけながら、じっくりと「皮から革」にしていくイギリス発祥の伝統的な製法で現在も革をつくっています。



この製法でつくられた革は、革の繊維が崩れずに張りがしっかりと残るのが特徴です。使い込むほどにミモザのタンニンの深い赤茶色と、内奥する油分が浮き出てきて、手に馴染み素晴らしいエイジングを楽しむことができます。
栃木レザー小さいふ。エイジングの様子
ステッチ(縫い糸)はアイボリーです。

栃木レザー

栃木レザーについて
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姫路レザー



姫路レザーとは
姫路レザーとは、豊臣秀吉の甲冑にも使われた1000年以上の革作りの歴史を持ち、現在も国産レザーの半数はここで作られています。数多くのタンナーが立ち並び日本一の生産量を誇る「兵庫県姫路市一帯でつくられている革」のことを指します。

姫路レザー

姫路レザーといっても数多くの特徴を持ったタンナーがあるので一言で「姫路レザーとは」と言い表すのは難しいのですが、その長い歴史で培われた経験とあらゆる需要に応える高い技術力があります。

姫路レザー

耐久性が高く、強く堅牢な姫路の革は今日も剣道具、機械のベルト、家具、ライダースーツ、グローブなどの防護用具、バレーボールをはじめ暮らしの中でも広く役立てられています。
今回の小さいふではそんな姫路レザーの中でも「堅牢さ」と「エイジング」が自慢の男前なレザーを厳選しました。



今回は姫路レザーの歴史に重ね合わせて中でもバッグのショルダー部分や持ち手などハードな部位の使用される堅牢で厚く、強く仕上げられた革を選びました。

堅牢でありながらしっかりとオイルを含ませることで生まれる革本来の透明感があり、使っていくと表面の油膜が落ちた後にゆっくりとアンティーク調に味が出て馴染んできます。

姫路レザー小さいふ。エイジングの様子
ステッチ(縫い糸)はカーキです。

姫路レザー

クアトロガッツの革の旅
「播州 姫路レザーの歴史"LEATHER TRIP IN HIMEJI LEATHER"」




プルアップレザー
今回は、栃木レザー・姫路レザーどちらの革も「プルアップレザー」と呼ばれる種類の革を選びました。

プルアップレザーとは、革を折り曲げたり、裏から押し上げると、革の油分が移動して表面の色が薄く変わる革のことでオイルレザーよりさらにオイルが多い革のこと。
オイルがたっぷりと含まれている革の証とされ、革としての強さとしっとりとしたエイジングが特徴です。



栃木レザーと姫路レザー
昔ながらの製法で革本来のナチュラルな風合いを活かし、使い込むほど素晴らしいエイジングを楽しめる「栃木レザー」

長い歴史と高い技術力による耐久性と堅牢性を誇り、ゆっくりじっくりとエイジングしていく「姫路レザー」

栃木レザー

栃木レザー

姫路レザー

姫路レザー

うーん...マニアック!

どちらも高品質な国産レザー2選
あなたやあなたの大切な人に合った革はどちらでしょう。
栃木レザーと姫路レザーの違い