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池間さん 紅型


琉球 紅型作家 池間真裕子×小さいふ
コラボ特別記念インタビュー

PROFILE
 
池間真裕子
石垣島在住
書家/紅型作家

沖縄の伝統工芸の一つ、紅型の型染技法を使用して作品を制作。
主に、石垣島の花々や植物をモチーフにしています。
また書家としても、テレビや映画、著名人YouTubeの題字、書籍掲載など多岐に渡り活動中。
石垣市内に自身が営むギャラリー「MAYUKO ART STUDIO」があります。


石垣島の自然が生んだ紅型の色


クアトロガッツ

紅型という伝統工芸との出会いや、作家として歩み始めたきっかけを教えてください。

池間さん

20年前に主人と立ち上げた沖縄料理店「沖縄居酒家 石垣島」のメニューを墨筆で制作、「文字を作る」楽しさを知ったんです。

11年前に石垣島に戻り、墨一色で表現していた作品に「色を加えたいなー」と思うようになって、元々興味のあった紅型の基礎を学んだあと、独学で試行錯誤しながら制作活動が始まりました。

池間さん 紅型

池間さん 紅型

クアトロガッツ

と言うことは、大人になってから始めたと言うことですか?

池間さん

はい。思い立ったらすぐ行動する性格で、とりあえず一回やってみよう、と始めたら楽しくて楽しくて。自分が今こうして制作活動をしているなんて、想像もしていませんでした。

クアトロガッツ

それは凄い!大人になってからこれから何かを始めようとしてる方たちのエールになりますね!
その後はどんな活動になるのでしょうか?

池間さん

毎日、飲食店の営業後、子供たちも寝静まった夜中に少しずつ制作して、11年の間に気づけば作品の取り扱い店舗様もかなり増え、台湾でも個展を2回開きました。

池間さん 紅型

クアトロガッツ

子育てと居酒屋と制作。。!池間さんの底知れぬエネルギーを感じます。 では、池間さんは紅型作家としての顔、書家としての顔、居酒屋の女将の顔といろんな顔を持っていますが、それぞれ切り替えはどのようにしていますか?

池間さん

逆に切り替えができず、常に女将的テンションです(笑) 人と話すことが好きなので、会話の中からアイデアが生まれたり、仕事が生まれることも多いんですよ。

クアトロガッツ

それで繋がったのが、お笑い芸人の中川家さん、NONSTYLEさん、ラジオDJのヒロさんとの「書」の方でのお仕事なんですね。

池間さん

そうなんです。
最近は、紅型の作品でオリオンビールさんともコラボもさせて頂いて、とても嬉しいですね。

池間さん 紅型


池間さん 紅型


クアトロガッツ

紅型制作についてですが、特に大切にしているエ程やこだわりはどの部分ですか?

池間さん

数ある工程の中でも型紙を彫る「型彫り」と、その型紙を布の上に置き、防染糊を均一にならす「型置き」は、仕上がりを左右するのでより一層集中しています

クアトロガッツ

石垣島の自然や風土は、紅型作品にどのような形で息づいているのでしょうか?

池間さん

石垣島の至る所でハイビスカスやプルメリア、ブーゲンビリアなど色鮮やかな花々を年中見ることができるんです。

その花々の色をより引き立てる青い海と空、緑の木々や赤瓦、灰色のコンクリートなど、自然と色の組み合わせが制作のアイデアにつながりますね。

池間さん 紅型


池間さん 紅型


クアトロガッツ

今回小さいふとコラボするきっかけは、クアトロガッツの地元のイベント、ロハスフェスタでの出合いでしたね。

池間さん

実は、10年以上前ロハスフェスタで小さいふを買って愛用してて、その後も何個か商品買わせて頂いて、顔見知りになって立ち話するうちに、「コラボしましょうよ!」となり、実現しました。

私としては、そのクアトロガッツさんとのコラボは夢のようです! これからも女将力を発揮して(笑)、いろんなご縁が広がればと思います。

池間さん 紅型


家族と楽しむ梅雨の石垣島 「旅ガイド」



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