現役覆面レスラーVAMOSTAR代表のアンディ・ウーです。
現在はキングオブコレガ王座、沖縄プロレス王座の二冠王です。
プロレスが好きな両親の影響でプロレスを見始めて、毎日ビデオでプロレスを観ていました。
一番はプロレス、二番目に絵本を見ることが好きなアンディ君。かわいい声で、よくプロレスの話をしてくれますね。
これからも、ゆっくり、じっくり、自分のペースを大切にしてください。
「保育園の先生より」
小学生の頃、公園でカンフーの稽古をしている方に出会い、プロレスラーになれる可能性を感じ、武術道場へ入門しました。
本当はみんなと一緒に高校に行って彼女を作ったりとかみんなと旅行に行ったりとかしたかったんですけど、それを見ずにプロレスラーになってから遊んだらいいだろうって。
プロレスラーになったらなったで楽しくて、遊ぶよりも何よりもプロレスになってましたね。
武藤さんから「来月デビューしてもらうから、マスクをかぶって、中国っぽい名前をつけろ!」
と言っていただき、カンフー映画俳優のアンディ・ラウのアンディと武術と武藤の武を取って中国読みにし、アンディ・ウーになりました。
とにかく試合のギャラは安かったです。1番ひどいギャラはタコス2個でした。
初めてのタコスだったので感動しましたが(笑)試合や練習、スペイン語の習得など貴重な経験を積めました。
夢は「アンディを見てプロレスラーになりました」と言ってもらえることです。
やっぱり子供のときからもそうですし、一回は夢を持つと思うんですよね。
夢を持って諦める人も多いと思うんですけど、プロレスはやられてもやられても立ち上がるというところを見せて、お客さんがもし夢を追いかけて壁にぶち当たったりとかした時に、そこで、あの時あの選手もやられていたところから立ち上がってたなって思い出してもらって、自分の人生に生かしていただいて”自分自身を生きる”
僕も子供の時にプロレスラーに夢を与えられたので、次は僕がお客さんに夢を与えて、そしてその夢がまた誰かの夢になる、そういうのを僕は目指しています。
プロレスラーになって1番嬉しかったことは、不登校のこどもが僕の試合を観て自分から学校へ行くようになってもらえたことです。
プロレスはやっていて、楽しいことや嬉しいこともありますが、毎試合痛いし苦しいです。
でもその痛みや苦しみから逃げずに何度でも立ち上がる姿を見ていただいて、誰かの勇気や元気になってもらえれば最高です。
子供の時にプロレスから希望をもらって、次は自分がプロレスを通じて世界中の子供たちに希望を与えたいと思い
その第一歩としてベトナムに学校を作るプロジェクトに参加することを決めました。
子ども達には「自分」の理想の「自分」を素直に目指して行ってもらいたい。その為には教育というのがまず必要だと思うので学校建設実現させたい。
あの時の武藤さんのように夢を与える立場になりたい。これがやりたいと思ったら正直に目指してもらえるような子供達を増やしていけたらいいなと思います。そういうのは無理だと周りに言われて諦めてしまう子供も一杯いる。でも僕はそこでは絶対にできると言える大人になりたい。
言葉は通じませんがパッションで子供たちと遊び、カンフーを教えたり、色鉛筆をプレゼントしたりしました。
いつかこの校庭でプロレスをしたいと思いました。