ダイニングレストラン「リプシンカ」では、夜な夜な“ドラァグクイーン”によるショウが行われていた。 オープン当初は物珍らしさもあり、連日連夜賑わっていたが、まもなく10周年を迎える現在、その人気にも陰りが見えたのか、お客の減りが激しい。
不安に駆られたオーナーの鈴木(彦摩呂)は、10周年パーティーを機に話題作りにあるアイデアを実行することに。そのアイデアを聞き彼の右腕である“ドラァグクイーン”のドロシー(下村青)を始め、周りのクイーンは驚くが、店のためと渋々了承する。
そのアイデアとは、 “ドラァグクイーン”を一般公募し、10周年パーティーでリップシンクショウをすること。が、応募してきたのはリストラされたサラリーマン、中年女性、ベトナム人留学生といったひと癖もふた癖もある面々だった!
はたして、彼らは“ドラァグクイーン”としてショウに立つことができるのだろうか……。