小さい財布 小さいふ クアトロガッツ



2017年12月:今月の小さいふ。イラストレーター松野和貴「冬のいたずらもの」 × クアトロガッツ コンチャ

2017年12月:今月の小さいふ。イラストレーター松野和貴「冬のいたずらもの」 × クアトロガッツ コンチャ

価格 : 14,800円(税込16,280円)

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2017年12月2日(土)21時発売
松野和貴財布
冬のいたずらもの

素上げヌメ革
栃木レザー社の素上げヌメ革を100%使用
革には様々な加工がありますが、その中でも特質な「素上げ」と呼ばれる革があります。
皆様が普段目にする革には、さまざまな色・風合い・模様などが入っている革があると思います。
「素上げ」とは着色や表面の加工をほとんど行わず、革本来の風合いをそのまま楽しんでいただける革です。
革の中でも最もナチュラルな「素上げ」ですが、その魅力は何と言っても使うほどに手に馴染み、艶がでてくるエイジング。
最初は優しいベージュのような色が、使い込むと深い飴色に変わっていきます。

松野 和貴(まつの かずき)
神戸出身、大阪在住のイラストレーター・絵本作家。(写真はキョンシーマニアでもある松野さん私物の桃木劍でポーズ)

自身を「写真家、もしくは吟遊詩人のようなもの」と喩える松野さん
コンセプトは「あったらいいな」、ダークすぎず、メルヘンすぎないファンタジーな世界観は松野さんの頭の中に広がっている世界そのもの。


冬の朝、ストーブをつけたときの暖かさ。
新しいコーヒーのパッケージを開けたときのいい香り。
新しい自転車を手にいれて、遠くまで行けるようになった楽しみ。
気持ちがフワッと浮き上がるような、そんな楽しいことを起点に空想を膨らませ
そこからストーリーを作って制作しています。
「こんなことがあったらな、こんなもの見てみたいな」
という夢を見ることの楽しさ、
あるわけがないことへの憧れ。
その純粋な空想を楽しむときは無条件に気持ちが楽しくなると信じて、
その楽しさをお届けできる作家でありたいと思っています。


大学の講師を勤めたこともある松野さん、空想の世界を描く描写法にもこだわりが。
「銅版画のタッチが好きで、もっと銅版画を思いのまま直感的に描きたい!」という思いから様々な手法を模索し編み出した「漫画用ペンによる水彩用カンバスへのペン画」という手法。

水彩画用のざらざらしたカンバスを使うために、うまくペンが滑らずに出る「かすれ」の表情も魅力のひとつ。

透明水彩の幻想的な空間と、ペン画による影や毛の質感、触り心地まで感じさせるようなアナログイラストを得意とする。


松野 和貴さんに、この小さいふに込めた想いとメッセージをいただきました。

「こんなことがあったらいいなあ…」
みなさま、はじめまして松野 和貴といいます。
私は「こんなことがあったらいいなあ…」ということを考えて作品を制作しています。
きっかけは生活の中で感じること、起こった出来事。
おそらくにみなさんも経験されたことのある出来事が元になっています。
作品「冬のいたずらもの」ストーリーについて
作品のキーワードは冬、洗濯物、猫です。
「洗濯したつもりのものがなくなるときがある。例えば靴下の片方がない、去年まで来ていたセーターが見当たらないなど。」
「私の住んでいる家の近くに寒そうにしている猫がいる。」
この二つの出来事をきっかけにストーリーを組み立て、作品にしました。
寒そうな猫は夜どうやって過ごしているのだろう。
洗濯物はなんで急に消えることがあるんだろう。
その疑問に思ったことをつなぎ合わせ、冬の夜、猫は洗濯物を失敬して夜遊びまわっているのかも。
猫が昼間だいたい寝ているのは遊び疲れているかな…?
という空想を膨らませ、今回の絵を描きました。
みなさんの知らない世界がいかに自由か、またその空想というのはどれだけ楽しいことで
ファンタジーの魔法とは
このお財布にはファンタジーの魔法のようなものがかかっています。
現実世界に身を置く中で、ふと自由な気分になりたいな。
違う世界に行ってみたいなと思うときは是非眺めてみてください。
そして遊んでいる猫がどこで服を失敬してきたのか、どんな遊びをしているのかを想像して楽しんでいただけると嬉しいです。
夢や空想の世界への憧れはとんでもなく楽しく、自由です。
そこに答えはありません。自由にみなさんが空想を膨らませ、心の旅をするきっかけになることを願います。
その世界にひたったり、思い描くことはきっとみなさまを楽しい気持ちにさせてくれ、疲れも癒されるのではないかと思います。
夢を見る楽しさを伝えたい
絵の世界観は私の頭の中に広がっている世界です。
私自身はその頭の中の風景を撮って旅する写真家、もしくは吟遊詩人のようなものだと考えています。
夢を見る楽しさを伝えるということを必ず考えて作品を制作しています。
私自身が感じる現実にないことへの憧れが、制作をする一番の原動力になっています。
今回の作品は上にも書きましたが、ファンタジーの世界への鍵のようなものになってくれると思っています。
毎日持って歩くお財布にファンタジーの世界を落とし込む。
見るたびにあたらしい空想が湧いてくる。空想の楽しみをもっと身近に。
そんな小さいふになることを願ってイラストを描きました。




お仕事
・おもちゃ商品パッケージ用イラスト
・プレミアムガーデンズ 羽曳が丘パークサイド キャラクターデザイン&広告デザイン
・web絵本「パパだいきらい!!」(web絵本サービスPibo掲載)
・壁画「EN」日本橋上野ビルエントランス
その他書籍用イラストレーション、イベント告知用イラストレーション多数

個展
・2010年「松野和貴展 現実の中の非現実」Gallery 12G. (東京都)
・2012年「松野和貴展 Petit」Cafe Pulpo Art Gallery (京都府)
・2013年「松野和貴展」商船三井 にっぽん丸ギャラリー(にっぽん丸船内)
・2016年「確実でない旅行日誌」うめだ阪急 スークギャラリー(大阪府)

グループ展
・2012年「Imaginaire」(Gallery Art Point)
・2016年「三角屋根のハロウィンパーティー」うめだ阪急 中央街区4番小屋

掲載
・2012年「dpi Design Stars Boulevard vol.15 Japanese Healing Artworks」(台湾)
・2017年「2017 ASIA ILLUSTRATIONS COLLECTIONS」
その他多数
松野 和貴 松野 和貴
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松野 和貴 松野 和貴 松野 和貴 松野 和貴
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取扱説明書




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