『日本の伝統文様「七宝」shichihou」×小さいふ』

七宝(しっぽう・しちほう)とは法華経をはじめとする仏典に出てくる「金、銀、玻璃(はり)、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこ」の「七つの宝」のことです。

七宝の柄は輪と円が終わりなく無限に続いていくことから「繁栄」「人の縁」の「円満」と「調和」などの願いが込められた縁起の良い柄とされてきました。

江戸時代の浮世絵に描かれた歌舞伎役者市川団十郎の着物にも七宝の柄が見られ、そのシンプルでモダンなデザインは現在ではホテルのインテリアを始め、グラフィックデザインにも用いられています。

2020年10月10日 20:00発売

『日本の伝統文様「七宝」shichihou」×小さいふ』