芸の奥義が書かれていて、その中に

時分の花と誠の花というのがあります。

「時分の花」とは、若い時の華やかな声、姿、振る舞いの事でそれはやがて年をとり散っていくもの。

それに対して、たゆまず己を磨いた人は、時と共に美しさが増す。それが「誠の花」

だそうです。

現代語訳がないと到底読めませんが、世阿弥の風姿花伝は、能楽を通して人の生き方を教えてくれている良書です。

今日の小さいふ。風姿花伝と共に誠の花を咲かせて下さい