浅草の職人曰く
「本物の革かどうかは噛めばわかる
昔は誰でも噛んで確かめたが それができるのは
今ではわし一人だけ」
革に本物と偽物? 噛んでわかるってどういうこと
革をなめすのには大まかに二通りの方法があって
簡単にいうと天然成分と化学成分を使った方法に分かれます。
だから噛んでみると味が違うということなんですね。
(私は噛んだことがないのでわかりません。)
天然成分の方はタンニンなめしと呼ばれていて
植物のタンニン(渋)を使ってなめします。
そうすることによって染色しやすい、吸湿力がある革となります。
使っていくと艶が出て飴色になるという革は
このタンニンなめしの革になります。
吸湿力があるので雨には気をつけましょう
革用のオイルなどを塗っていただくと水分を弾き易く
汚れも付きにくいです。
革用の防水スプレーも売っています。
早く味を出したいからお湯に浸す強者もいるようですが
おすすめできません。
私の友人は某革ブランドのファンで買った初日にお湯に浸します。