月が満月になるのは23時49分

2020年の10/31日はハロウィンでもあり、今年最も地球から遠く一番小さく見える満月「マイクロムーン」に当たります。
また満月が何年かに一度の周期でひと月に二回目に見られる満月のことを「Blue Moon(ブルームーン)」と呼びます。

ハロウィンとマイクロムーンとブルームーンが重なる10月31日。月が満月になるのは23時49分です。是非空を見上げて見てください。

月に魅せられて

アジアでは月の影が兎に似ていることから、月に兎がいると言い伝えがあり、中国の神話では不死の薬を盗んで飲み、月に逃げてヒキガエルになった嫦娥(じょうが)という女神が住むと伝えられている。

月面着陸をする前にアポロ11号の宇宙飛行士とNASAの管制官が月の兎と嫦娥(じょうが)に言及した記録が残っています。

ニール・アームストロング船長とエドウィン・オルドリン月着陸船操縦士が月着陸船イーグルに乗って月面着陸の準備をしていた時に、ヒューストン管制センターと司令船コロンビアに残り月軌道上を周回していた宇宙時飛行士マイケル・コリンズはこんな会話をしている。

「大きなウサギを抱えた女性に注意するようにと言っている人がいる。伝説によると、中国の嫦娥という女性が月で4000年暮らしている。嫦娥の飼っているウサギを探してもいい。このウサギはすぐに見つかるだろう。いつも月桂樹の木の下にいるから」(ヒューストン管制センター)

「分かった。そのバニーガールがいないかよく注意しておくよ」
(宇宙時飛行士マイケル・コリンズ)

月見は縄文時代からあったとされています。いつの時代も月は生命の神秘を感じさせますね。カーテンを開けて月を眺めてみたいと思います。

「小さいふ×日本の伝統文様シリーズ ペケーニョ 鳥獣戯画ブラック