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赤電


赤電

旅と鉄道と小さいふ
旅に便利な小さいふを旅好きな人にこそ使ってもらいたい、という想いから「旅」をテーマにした小さいふをつくる「旅シリーズ」、第一弾は鉄道ファンにはたまらない「日本最後の湘南顔×吊り掛け駆動車」遠州鉄道「30形モハ25号」モデル。

鉄道で旅をする・鉄道に乗ることを楽しむ「乗り鉄」という言葉もよく耳にするようになりました。
多くの人が心惹かれる「鉄道」。
他の交通機関と比べ、鉄道には独特の「旅の色」を含んでいるように思います。


※写真はイメージです
街の鼓動
もしかするとそれは、沿線住民との乗り合いによる距離感や、漏れ聞こえてくる方言、ゆったりとした気持ちで車窓から見えるいつもと違う生活の風景。
街それぞれに音と風景があり、その中にどっぷりと浸かることが、鉄道旅の魅力のひとつなのかもしれません。

今回コラボする「30形モハ25号」はそんな人と街に愛された「音と風景」の一部でした。


静岡の地で愛されて
遠州鉄道は1907年(明治40年)前身となる浜松鉄道株式会社が創業。
現在は静岡県浜松市を南北に走る新浜松から西鹿島間17.8kmを営業しています。

地方の私鉄では大手鉄道会社の払い下げ車両を再利用されていることが多いのですが、遠州鉄道では全て自社オリジナル製造を行い、スパニッシュレッドで統一された真っ赤な車体から「赤電(あかでん)」の愛称で広く愛されています。


25号と共に時代を走り抜けた客車、30形クハ85号
日本最後の湘南顔の吊り掛け駆動車
独特の低く唸るような音をあげて走る、レトロな2枚窓とヘッドライト。
赤電の中でも特異な一両の車両こそが、かつての主力車両としてひとつの時代をつくった「日本最後の湘南顔×吊り掛け駆動車」であった「30形モハ25号」。
1978年(昭和53年)に製造され、40年の営業を終え2018年4月末に勇退しました。


勇退イベントの様子
吊り掛け駆動方式とは
「吊り掛け駆動方式」とは、モーターから車輪へ動力を伝達する方式の一種で「最も古典的で、簡易、確実」と言われ、走り出しの振動や「昔ながらの電車の音・コブシが効いている」などと表現される走行音が特徴。

以前は多くの鉄道が取り入れた方式でしたが現在、日本で新造されている普通電車のほとんどが軽量で音も軽快、乗り心地も高めやすい「カルダン駆動式」という駆動方式でつくられており路面電車などを除くと絶滅寸前と言われています。

「吊り掛け駆動方式」の出す「味」を求めて旅に出る愛好家もいるほど根強い人気があります。


湘南顔とは
「湘南顔」とは、昭和20年代後半から30年代にかけて全国的に広まった、2枚窓と頭上のヘッドライトが特徴的な車両のことで湘南顔・湘南フェイスなどと呼ばれ鼻筋が通ったレトロな顔つきが愛されています。

そんな街と旅の音と風景をつくりだしていた「30形モハ25号」
ラストランでは大勢のファンに見送られました。
ポケットに思い出を
そんな「30形モハ25号」引退記念モデル。
遠鉄百貨店にて9月1日(土)から数量限定先行発売です。

公式Webshopでの発売は9月22日(土)となります。

あなたのポケットに旅情と、思い出を。



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